SDGsへの取り組み

一般的なコーヒーはコモディティコーヒーに分類され、それらは先物取引所によって価格が決定します。それは、コーヒーの品質や誰から購入するかは全く考慮されずに決まる価格であり、大量生産を前提としたスキームで生産されています。

我々が取り扱うコーヒーは、スペシャルティコーヒーに分類され、価格については品質によって値決めを行い、しっかりとしたトレーサビリティが確保されたものを購入しています。

そのコーヒーが、どこの国のどこの村のどんな農園で作られ、農園主がどんな人かを知った状態で買い付けを行い、さらに味わいについての品質チェックを行った上でコーヒー生豆を購入するというプロセスは、スペシャルティコーヒーを扱うにあたって最重要ファクターであり、醍醐味でもあります。

スペシャルティコーヒーを取り扱うこと以外でのSDGsへの取り組みを紹介いたします。

1.貧困をなくそう

「ミャンマーマイクロミルプロジェクト」に参画し、ミャンマー ミンドゥイン村へコーヒー加工場を作りました。
加工場を作ることにより、今まで加工前のコーヒーを売っていたのが、加工後のコーヒーを売ることが出来るようになり、農家さんの収入は上がります。また弊社も、今までよりも品質の良いコーヒーを買い付けることができるようになりました。
2021年度実績 900㎏購入
2022年度実績 900㎏購入

3.すべての人に健康と福祉を

弊社が購入しているルワンダコーヒーの生産者を中心に生産者全員が健康保険に加入できるよう、日本国内で寄付募る活動に積極的に参加しています(コーヒー生産地と協働する会)
ルワンダで健康保険に入るには、収入に少し余裕がなければ入れない状況にあり、加入していない人は高額な医療費が発生してしまうため、病気を患っても病院に行く人が少ないという状況が少しでも改善されればと思い活動に参画しています。

2019年度実績 285人分
2020年度実績 600人分
2021年度実績 650人分

8.働きがいも経済成長も

弊社は売上目標やノルマという設定はなく、会社で働く個人の人生をより豊かにし、地域に貢献するために存在しています。


コーヒーを学び独立して自身の店を持ち夢を叶えることも、

弊社で長く働き、地域との関係性を深め、働くことと自分の人生の境界線がなくなり、充実した人生にすることもできる環境を整えていきたいと思っています。

12.つくる責任 つかう責任

ドリップバッグに使用しているコーヒー粉を封入している内装バッグは、より環境に配慮したトウモロコシ由来のバイオマスプラを採用しています。
ティーバッグタイプのドリップバッグなので、淹れることも簡単でさらにバイオマスプラのため生ゴミで処理できるという部分は、国内ではティーバッグタイプのみが採用されています。
たくさんコーヒーを飲み、それをまた有機肥料で再利用していくという循環したループで消費されることを前提に製造しています。